福江島コラム【大瀬崎】
こんにちは。「五島引越し便」ブログ担当、五島列島福江島在住のKです!
さて、今回は福江島でイチオシの観光名所「大瀬崎(灯台&断崖)」をご紹介します。
大瀬崎について
大瀬崎は福江島の玄関口である福江港から車で約50分離れた、福江島の西側の町「玉之浦」にあります。(玉之浦:人口約1200人)

ふかえん町から、ちょびっと離れちょっばって、まぁ、ゆっくゆこじゃんな〜〜〜。(福江の町から、少し離れていますが、まぁ、ゆっくり行きましょ〜〜。)
大瀬崎のある大瀬山(標高250メートル)は、かつて無線基地として長く存在し、日露戦争の時、哨戒艇「信濃丸」から「敵艦見ゆ」の無線を最初にキャッチしたと言われています。
また、山頂には、長崎の平和公園の平和記念象で知られる北村西望氏が手がけた、「祈りの女神像」が建立されています。
これはかつて太平洋戦争で、この大瀬崎を「祖国最後の地」と見納め、中国大陸や南方戦線へ散っていった多くの英兵や、東シナ海で水難にあった諸霊を慰め、恒九平和を記念するために建てられたもです。

さらに大瀬山では毎年9月〜10月に、ハチクマの渡りを見ることができ、バードウォッチングのために、日本各地からたくさんの方が来島しています。なかには自家用車やキャンピングカーで来島し、山で寝泊まりする方もおられるほどです。

五島へお車やバイクを輸送希望される方は、ぜひアイランデスクへご相談ください。
タカ科の渡り鳥で、両翼を広げると1.3メートルの大型の鳥です。ハチの幼虫を食べる習性があり、仲間のクマタカに似ていることから、ハチクマと呼ばれています。

ハチクマは5月頃繁殖のため日本に飛来し、秋になると越冬のため東南アジア方面に向かいます。その数、1万羽!
日本に飛来したほとんどのハチクマが、大瀬崎を経て、約2〜3日で中国大陸へ渡り、そこから南下しジャワ島で越冬するといいます。片道約1ヶ月、10,000キロメートルほどの長旅が確認されています。

ばえ〜〜!ざまなすごかね〜〜。
(わぁ〜〜!とても凄いね〜〜。)
大瀬崎断崖
大瀬崎にて、私が思う最大の見どころは大瀬崎断崖です。
幾年もの間、東シナ海の怒涛の波により海蝕され、荒削りした彫刻のような高さ100〜160メートルの断崖が、延々と20キロメートルに及んでいます。
その断崖面は、五島層群をつくる明るい砂岩と黒い泥岩の地層が重なり合い、豪快で華麗な断崖美をつくっています。
それに対して、大瀬崎までの道中に見る玉之浦湾は、大変穏やかな内海です。比較して見るのもおすすめです。
福江島最大の入江で、湾内の海岸線は延長70キロメートルに達するリアス式海岸です。
大瀬崎の夕陽
島の西端に位置する大瀬崎から見る夕陽は「日本の夕陽100選」にも選ばれています。
夕陽鑑賞スポットとして、多くの写真家の憧れの地です。また毎年大晦日には、五島で最後に沈む夕陽を見ようと、夕陽鑑賞会が行われています。

大瀬崎灯台
海抜80メートルの大瀬崎断崖の岬。その突端に立つ大瀬崎灯台は「日本の灯台50選」に選ばれています。
初代灯台は円形鉄造りで、明治9年に着工し、明治12年に初点灯しました。(まず灯台の基盤をつくるために、10メートルあまり起立していた岩を切り落とし、平にするのに3年を要する難工事だったといいます。)
その後、昭和28年に回転ビーコン式に改装され、建物は昭和46年に円形コンクリート造りの灯台に建て替えられています。
光力は国内でも最大級の200万カンデラ光で、10秒ごとに一閃光します。その光達距離は44キロに及びます。

灯台までのトレッキング(駐車場から往復約3キロ)も人気で、修学旅行生の体験にも選ばれています。

展望台から眺望して見る灯台も、間近で見上げて見る灯台もどっちもよかとよ〜〜(どっちもいいですよ〜〜)!
そしてどこまでも広がる東シナ海を見渡せるのはとても気持ちがいいです!!
まとめ
今回のコラムでは、福江島でイチオシの景勝地・大瀬崎についてお話しました。
お引越しや移住をお考えの方、福江島以外の五島列島の中通島・若松島・奈留島・久賀島・その他の島にもびっしゃ良かところがあっけん、ぜひ五島に来てくだはれな〜〜。(たくさん良いところがあるから、ぜひ五島に来てくださいね〜〜。)
また、下記のような方のご相談も大歓迎です!
- 五島に移住したいけど家がなかなか見つからない
- 五島に移住したいけど仕事がなかなか見つからない
- 五島でワーケションができる施設を探している
- 五島に月額4.1万円からお試し移住をしてみたい
五島列島への移住やお引越しをお考え中の方は、五島引越し便のアイランデクスにぜひ一度お気軽にお問い合わせください!
まずはお見積もりを!